ビジコンについて

 

この夏休みに、慶應義塾大学データ分析創造コンテストに出場しました。アウトプットを通して気づいたことは以下の4つです。全て自分に対しての教訓です。

  1. フレームワークを問題に適用しようとして、恣意的にゴールを歪めてはいけない
  2. 分析を前に進めるために、いい意味で無駄になる分析を積み上げる
  3. 問題は事実に基づいて抽象化する
  4. 現実問題には論理が重要(必ずしも科学的ではない)


1.理論を学ぶとそれを適用したくなります。ですが現実の問題はもっと複雑で一般的な解釈が当てはまらないことのほうが多い気がします。その結果、フレームワークの誤用をしてしまっていました。解釈を恣意的に歪めてしまっていました。自分の頭で考え、賢く巨人の肩に乗る。バランスが重要。
2.時間が限られていたので、いかに賢く分析するのかが重要だと思っていましたが、それはその分野や現場の嗅覚の発達した人ができることです。ショートカットはなく、分析は時間がかかるものです。
3.分析を行っていると、雰囲気がわかってきます。その雰囲気に流されすぎると事実を恣意的に歪めてしまうことがありました。こんな感じかな?と思い込んだ方向に進んで行くと8時の方向に邁進してしまいます。事実に基づいて分析を進めいかなければなりません。そして事実を客観的に見れるように常にデータを整理、分類するインフラを自分で持たなければいけません。
4.現実の問題を解決するには、様々な分析を積み上げた上で、それらをつなぐロジックが大事だと思います。分析を並べてもそれは事実の列挙でしかなく、つながりが不明確になってしまいます。ちゃんとロジックが立っているのかが重要で、そのロジックをつなげるためには緻密にデータを分析しヒアリング積み重ねていく必要があります。


一見あたりまえのことだと思っていましたが、やってみるとすごく難しいかったです。分析が散らかりまくって、ごちゃごちゃしてきて本当の問題が見えなくなっていました。次回も出るかどうかはわかりませんが、今後自分でビジネスにつなげていくときにはこの経験を生かしていきたいと思います。


以下独り言
むこう半年は自分のメジャーに集中してアウトプットにつなげて行こう